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よくある質問2~塗装工程、中塗り?上塗り?~

2007年4月6日

今回も塗装工程のご質問を頂きました。 「仕上塗装の中塗り材は上塗りと同じなものなのですか?」 「中塗りの色を変えないで、どこまで塗装したかわからなくならないのですか?」 とお聞きになる方がたくさんいらっしゃいますね。 さて、まず通常外壁塗装など行う場合は、中塗りと上塗りの色を分けることは余りありません。つまり、中塗りと上塗りの色や材料は同じもので、2工程行い、それを中塗り、上塗り(もしくは上塗り2層目)と呼んでいます。 これは業者さんによって、「うちは塗り回数のミスをなくすため塗り分けます」ということがあるそうです。そのほうが塗っていてミスは少なくなりますね。 ただ、ひとつ弊害があって、塗料の色というものは下地の影響を受けることがあります。 塗料というものは下地の色が白や淡い色に対して、濃い色の塗料は発色がしっかり出ます、均一でない場合は下地が白く透けます。 また下地が濃い色の場合淡い色の塗料を塗ると、一般に塗料が透けて黒く透けてしまいます。(この状態を色がかぶる・色がかぶらないといいます) よって、外壁塗装などの下塗り材は、既存塗膜を消す白い塗料、中塗りは上塗りと同じ色か近淡色、そして上塗りをする、という3回塗が基本的な工程になってきます。 そしてもうひとつの質問「塗っていてどこまでやったかわからなくならないのですか?」 それはですね、同じ塗料でも塗料と乾燥塗膜では色が違うということはご存知でしょうか。 塗料は乾燥するにしたがって色素が安定沈着するので、乾燥すると液体のときよりも色が濃くなります。(色がのぼるといいます)ですから、同じ面に2回塗りするときは、後から塗ろうとする塗料の色は白っぽく見えるんです。 塗りつけてから表面が乾燥する瞬間までようやく色が違うのがわかりますので、その間に塗り残しのないように、てきぱきと塗装していくんです。 塗装屋さんの塗装中の眼はかなり鋭いです。また、そういったちょっとした変化に気づくように、仕事中はすごく集中していますので、とても気が疲れるお仕事だったりするんですね。