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[刷毛持て]作業とお金の微妙なバランス[安い?高い?手作業の工賃]

2009年6月21日

お家の塗り替え、塗装のことなら茨城の筒井塗装へ! さて、我々ペンキ塗り職人というものは、 基本的に手作業でものを作るという仕事です。 これは材料の必要性を除くと、どれだけ仕事をしたかで 金額が決まるということ。 1万円で請け負えば、仕事が終わって請求できるのが一万円。 2万円で請け負えば、仕事が終わってもらえる金額がニ万円。 これは物を作る作業に携わる人なら、絵描きさんだって、 作家さんだって変わらないわけです。 プログラマーだって塗装職人だって、変わる事はありません。 ところが、手作業だけあって、「やってみなきゃわからない」ことも多々あるんですよね!? パック料金コミコミ価格ででやろうものなら、一発勝負のギャンブル運営! だからって、そんなことしている会社が信用されて、 仕事を掻っ攫ってく不思議な現象。 これはなかなか難しいところ、我々も頭を悩ませているところなのです! さて、ペンキ塗りの話で、私がいつも話すことは、 「ペンキ塗りはペンキ屋の仕事じゃないですからー。」 ということ。 ペンキ屋なのに、ペンキ塗りの仕事が 「ぺんきやの仕事ではない」とはどういうことか? 塗料を塗るのに必要なのは、下地処理と養生です。つまり、 「ペンキが塗ることの出来る下地を作る」 ことと、 「ペンキで汚さない空間をつくること」 がメインの仕事で、ペンキ塗りは素人がやっても、誰がやっても けっこうきれいに塗れるということです。 一つ一つの作業自体に、大きさはあまり関係ありません。 絵描きさんの仕事に例えると、 構図を決めて、ラフを描いて、下書きして、清書して、 色塗りする、という状態。 1枚の絵を描くのに、最低5回は書かざるを得ない。ということ。 これはイラストが大きくても小さくても、同じ手間がかかるわけです。 塗装の仕事を考えると、塗料を準備したり、道具を準備したり、 塗料を調色したり・・・という、現場とは別の仕事もたくさんあります。 しかし、もらえる金額は、きれいにペンキを塗った時の、 表面の仕上げに対しての評価のみです。 時間給で、面積計算なんてしたら、1㎡あたり30000円!なんていう ありえない計算もしばしば。 逆に800円しかもらえない面積で、 一日かかりっきりなんてことも普通にあります。 あー、ものつくりの人たちが徐々に減っているなーという現状がわかる気がしますね。 いつからか始まってしまった、「安いが素晴しい」精神、 そりゃ安い方がいいけど、ハンドメイドと量産品の価値は違うよー? ということに気づいてもらえない事実。 安けりゃお願いしたいけど、高いんじゃ・・・というのは、誰しもそうですが。 手間がかかることにお金を払うことは同然なのですが、見えないところにかかる手間というところを いかに小さく済ますかは、会社としてがんばらにゃいかんと日々思っています。 ここのところ考えてしまうのは、 「やってみないとわからない手間の仕事」の場合。 この物件でのこの方法は、出来るけどやったことがない。とか、 面積などがあまりに大きすぎて(または小さすぎて)、どれくらい時間がかかるか、 全く読めない場合、とか。 意外とこういうことは爆弾仕事だったりします。 特に人が動く仕事の場合、作業効率に左右されることが多くて、 一人より二人の方が早い、 二人より三人の方が早いということはあっても、 「四人のときに、効率が二人の時の2倍になる」 保証はありません。 これが建築工事の厄介なところなのです。 純粋に2倍になるなら、初めからその人数で調整するので、金額だって変化はありません。 しかし「一人で4日こなす」方が効率がいい場合も考えられます。 そのとき考えることは、運営の仕方です。 「あとの三人は4日間も指くわえて余っていていいのか?」 そんなことを考えていると、一番効率の良い方法で動くことを考える必要が出てきます。 それをいざ計算してみて、お客様の納得行く金額にする、 ということは、なかなかこれ難しいのです。 とにかくお客様ありきの商売ですから、じゃあわかりやすい金額の方がいい! なんてどんぶり勘定をしてしまうと、それこそ行き詰まってしまいます。 当然、高をくくって 「やってみてから、いくらかかるか計算したいんですけどいいですか?」 と言ってしまうとお客様から信用はされないし、かといって作業している側としては、 そのほうがありがたいという切実な問題です。 働いた分はほしいですし。安く済むなら安くしたいことですし。 作業とお金のバランスを考えながら、仕事をするって、難しいもんですね。