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塗料の耐候性について

2008年9月19日

近年、急速に塗料の製造技術がより高耐久なものから、 水性化、安全化されることにより、分類分けが非常に難しくなってきました。 特に建築塗料というものは、人が住む場所に使われることが多いので問題になりやすいです。 住宅用塗料の耐久度、今後これはどうなっていくのでしょうか? 塗料の耐久度は、基本的に紫外線への耐久度で良し悪しで判断されることが多いです。 サンシャインウェザロメーターという、太陽光と同じ光を当て続け、 何千時間をクリアしたかで決まっております。 紫外線あてるということなんでしょうか。よくグラフになっていますね。 しかし、これはよくみると3000時間を安全にクリヤしたことになっています。 当然塗料によっては5000時間クリア、7000時間クリアもあります。 しかし、3000時間じゃ1日24時間でも125日、 夜の紫外線はないと仮定して、1日8時間だと考えても、 375日、約一年なわけです。 当然地球上にあるものを考えれは劣化は当然ですが、 データ上で1年というものをさも長持ちするようにうたっているのは、 正直どうなんだろうと思います。 さて、劣化するのは当然、と申しましたが、 それを確認するのが光沢維持性というもの。 たとえば、90%の光沢が劣化により89%になったことを、劣化したというのなら、 そりゃ地球になるものだから、と理解できるんですが、 試験後の状態はだいたい検査結果は70%前後です。 塗ってから3割光沢が落ちることを、 長持ちした、と考えるのと、 これしかもたない、と考えるのでは だいぶ差がありますが、劣化という考え方が広すぎて、 お客様と業界に温度差が生まれないのかなと感じる部分でもあります。 さて、みんな大好き樹脂のお話です。 アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素、とよく耐久順に並んでおりますが、 これまた紫外線劣化のスピード順なんですよね。 樹脂がよいからといって、外壁が長持ちするのとはちょっとちがいます。 塗り方や塗料の作り方でまったくちがいますし、下地処理がよくできていなければ、 長持ちする塗料を塗ってもボロボロになるだけです。 場所によっては柔らかい塗料、硬い塗料と使い分ける必要もありますし、 防水・防塵・美装など、用途によって塗料は違うべきなのです。 さて、この樹脂判別、樹脂のよさの前に、塗料強度の話もあります。 一般に過酷な条件で乾燥する塗料のほうが、塗膜が硬いとされています。 車の板金塗料、あれは、焼いてる(高温で乾燥させてる)わけですが、 あの塗膜と建築塗膜では、長持ち度がちがいます。 建築にも似たような話があって、にわかに信じられている話で 「2液強溶剤」のほうが「弱溶剤塗料」や「水性塗料」より耐久度が良い。 という話があります。 実際は当然硬化剤が入って化学変化で硬化しているのだから、 塗膜強度は良いはずなんです。 しかし、最近の塗料は、乾燥してしまえばほぼ同じ構成密度になるので、 差がない、という説明も聞きます。 でもねぇ。気になる点がありましてね? 「2液の強溶剤のウレタンと弱溶剤のシリコン、水性のフッ素、 どれが一番耐候性がいいの?」 なんていう、良くわからない意地悪な問題が発生しちゃうわけです。 こうなっては盾と矛の話なんですよね。 当然対候性の話と長持ちする・しないの話は別ということも先に述べたとおりです。 また複雑なのが国の認証。 ちゃんとした材料には「耐候性1種」「耐候性2種」といった、長持ち度についての認証があるわけです。 ウレタンの1種とシリコンの2種じゃあ?という話にもなりますし、 そもそも認証通してない材料が普通に存在してるじゃない?とか、 これまたややこしい話になっているわけです。 結論としては、 「塗料の良し悪しではなく、使う側の問題だ」 と、位置づけしないといけませんね! ・・・あれ?となると塗装店の問題になってきますね?! 長持ちする塗料を知っている、長持ちする塗装ができる業者、 ・・・となると、これまた難しい内容になります。 さぁ、塗装屋さんが頑張っていきましょうか!!