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建築の見積ってどうなってるの?~知っておくと得するかも知れない見積書の構成~

2008年5月17日

建築系の見積書、眺めたことはあるでしょうか? 結構高い見積金額、「自分でやった方が安いよー」と思いつつ、 失敗するのが怖いし、面倒くさいし、どんな材料使えばいいかわからないし、 なくなく業者にお願いするなんてことも。 頼む方から考えると、建築屋さんって儲かってるー! と思われがちですが、隣の芝生は青く見えるもの、 これがなかなか難しいんです。 建築屋さんなら無料でもらえる見積書、どうなっているのか、みてみましょう! 複雑な建築の見積書、実はこうなってます。 見積書の構成図。見積書の構成図 まず、①をみてみましょう。 直接工事費となってます。 これは、「実際に工事にかかる原価」です。 工事費そのもの。材料、工賃ともの価格です。利益も何もありません。 材料がいくらで、作業人数がいくら・・・といったとても細かい作業ですが、 金額に反映したらこの感じです、ってところでしょうか? それに対し②の共通仮設費というものがあります。 これは電気や足場など、工事における必要な仮設物に対しかかり、 工事後には撤去しなくなってしまう間接的な工事費です。 この合計が純工事費となるわけです。 純工事費の次に③として現場経費というものがあります。 これは、現場で作業するための経費ですね。人の行き来や現場で使う消耗品などで出て行くお金は必ずあります。 また、駐車場などの確保や諸雑費が含まれてきます。 純工事費と現場経費を足したものが、工事原価となります。 まぁ、ここくらいですと、なんとなく判ると思います。 さて、ここから建築独特の計算が始まります。 ・・・独特といっても、世の中そうなっているんですけどね。 工事原価に対し、④一般管理費というものが乗ってきます。 一般管理費というものは、主に組織での運営費用のことです。 会社があれば電気・ガス・建物・車・人・・・というものにお金がかかりますから、それを賄うための経費なわけです。 見積書などでは「諸経費」という、うたい方をします。 工事現場経費のほかに一般経費がかかることに?と思う方もいるかもしれませんが、 これが一般的な経費の掛け方です。 業者様の見積書によっては 現場諸経費○○ 一般管理費○○ という連続する書き方をするので、業者が悪気がなくても、「これ高いだろ?」ということになってしまうようです。 「うちは諸経費頂きませんから!」という業者様も、たぶん単価に乗せてあるはずです。 これが悪いわけでなく、組織として責任ある工事を請け負うには、必要な金額ですので、 見積もりを見てわからない数字があったら、遠慮なく業者に質問してみましょう! さて、じゃあ適正な経費はいくらよ?という話がありますが、 これが難しい話です。 回転すしの100円マグロと、老舗カウンター寿司店のまぐろじゃ、価格違いますよね。 工事も、どこにどれくらいお金をかけるかで、全く金額が違います。 工事の規模によって経費のかかり方も違ってきます。 よく話題に出ているのは 「300万円以下の工事には、工事費用の4%くらいの共通仮設経費と15%程度の現場管理費、10%の一般管理費が必要」 と噂されてます。 その2割をどれくらい押さえ込もうか必死になっている我々会社組織ですら、 2割近くが経費になってしまうので、逆に考えると、平気で2割引とかしちゃうところは、 最初にどれだけのっけてるんだ?と、相見積になった時は思ってしまうわけですねー。 その2割引をされると喜んじゃうのが、消費者のサガといいますか、なんというか。 いやぁ商売ってなかなか難しいですね。 安くてよいものもいっぱいありますが、かかるものはかかる、そこでどれくらい安く提供できるのか、 を真剣に考える業者様とお付き合いすることも大切だと思います。 追記:(財)経済調査会の出している本を読んでいて、「こんなに経費のせていいのー?」とか、「この単価じゃ、うちではできないよー」とか、参考になる思うことがいっぱいです。いやぁ、情報を確認して日々価格調査をするって大切ですね。